アレルギー体質にしてしまうリスクの高い出産法 !
最近、まだ幼いのに健康上の問題を抱える子供たちが、なぜこんなにも多いのでしょうか?
昔はこんなに多くなかったですよね。
なぜ子供に健康上の問題が多発しているのでしょうか・・・
実は最近の出産方法に原因があると言われています。
『自然分娩』と『帝王切開』では産まれてくる赤ちゃんに違いがあります。
最近の研究でわかったことですが、帝王切開で出産される赤ちゃんは下記の健康リスクが増加するそうです。
• アレルギーのリスクが5倍に増加
• ADHDのリスクが3倍に増加
• 自閉症のリスクが2倍に増加
• セリアック病のリスクが80%増加
• 成人になってからの肥満リスク 50%増加
• 一型糖尿病リスクが70%増加
これから出産を考えている方、子供が欲しいと思う方に是非真面目に考えて頂きたいと思います。
しかし、自然分娩に挑んだけれども途中でどうしても帝王切開をしなければいけなくなった場合、何らかの事情があって、どうしても帝王切開しか難しいということも多々ありますよね。
それはそれで仕方がないですし、産まれてから色々と対処することだってできるわけですから、心配することはありません。
でも、何の事情もないのに医者から勧められたというだけで安易に帝王切開を選ばないで欲しいのです。
アメリカでは、現在新生児の3分の1は帝王切開で生まれてきます。この数字は1996年からすると50%も増えているそうです。
しかし、よく調べてみると帝王切開のうちの半分近くは医療的に帝王切開の必要はなかったというデータもでています。
日本でもそのうち、そのようになるのではないかと危惧しています。
●では、なぜ帝王切開が赤ちゃんにそのような影響を及ぼしてしまうのでしょうか?
自然分娩では、赤ちゃんがお母さんの産道を通って出てくるのですが、それには深い意味があります。人間は600兆から1000兆個の腸内細菌を腸の中に持っています。重さでいうと総重量1.5kgもあります。
その細菌の種類によって私たちの健康状態が決まってくると言われていて、善玉菌を摂ることを推奨されていますよね。
では、出産において赤ちゃんに腸内細菌がどのように影響するのかというと、お腹に居るときの胎児はまだ無菌状態ですが、産まれて来るときにお母さんからお母さんの腸内細菌を受け継ぎます。
自然分娩の時、赤ちゃんは産道(膣)を通って出てきますが、その時に赤ちゃんの皮膚や鼻や目などから腸内細菌が入って来るのです。
しかし、帝王切開では、腸内細菌を受け継ぐ産道を通ってきません。なので、帝王切開でできた赤ちゃんは無菌状態で出てきて、腸内細菌をもっていないのです。
そういう理由から、帝王切開で出てきた赤ちゃんは不健康になるリスクが高くなるのです。
私たちの体というのは、どんなことでも意味を持っています。出産においてもそうで産道を通って菌をお母さんからもらって守られるようになっています。人間の体って本当に凄いですね。
また産まれた後に与える「母乳」にも意味があります。出産後に最初に出てくる母乳のことを「初乳」と言いますよね。
この初乳には大きな意味があって初乳は脂肪が少なく、炭水化物が多めでたんぱく質の量も多めになっています。
なぜそんな風になっているかというと、赤ちゃんが産まれてきた時は腸内環境がまだ整っていないので、赤ちゃんが消化しやすく赤ちゃんがすぐに栄養を受け取りやすいようになっているのです。
そのあとに母乳を飲み始めますがこの母乳には栄養が凝縮して入っています。
●母乳の主な成分
ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK
葉酸、ラクトフェリン、アルギニン、カルシウム
ナトリウム、鉄分、DHA、免疫グロブリン
オリゴ糖。
これだけで赤ちゃんが十分育つようになっています。
一方粉ミルクですが、粉ミルクにはよく大豆プロテインが入っていることがあります。大豆プロテインは体内でアレルギーを作りやすいので気をつけないといけません。
赤ちゃんは腸内環境がまだ整っていないのでリーキーガットです。
大豆プロテインが腸の穴から体内に入ってくると抗体が攻撃し、大豆アレルギーになるリスクがあります。
また大豆は遺伝子組み換えのことがほとんどですので赤ちゃんにとっていいはずはないですよね。
将来赤ちゃんのご両親になるご夫婦は、みなさん当然のごとく『元気で健康な赤ちゃん』を望みます。
しかし、お母さんの出産の仕方次第で、産まれてくる子供の健康に影響を与えてしまう場合もあるので、よく相談して出産に挑んでください。