あなたが摂るべき体に良い油とは?

昔は油を摂ると太る、健康面でも悪いとされていましたが、

最近では、それが間違った情報だったということが解かってきました。

 

本当は、良い油を摂ると痩せることを手伝ってくれたり、

艶々したお肌を作ってくれたり、健康な体を作ることに

とても重要な役割をしています。

今まで、正反対のことを伝えられてきたから驚きですね。

 

そのため、不足すると健康面でも問題が出てきますし

アンチエイジングに関してもトラブルが出てきますので

油についての正しい知識を持ち、美容と健康に役立てたいものです。

アボ

基本は、良い油を良い摂り方で頂くことです。

良い油を習慣的に摂ることで、細胞が元気になり

肌のツヤが良くなります。

 

油は、細胞膜の形成や、肌や髪を健康に保つ

脳や神経の機能を保つホルモンの材料になる等の

役割があり、不足すると血管が弱くなったりします。

 

では、どんな油が体に悪くてどんな油が体に良いのでしょうか?

油

悪い油とは・・・・

① 酸化した油

油で揚げてから、時間が経って売られている物は、たくさんありますよね。

ポテトチップス、おそうざいのフライもの。スナック菓子などなど。

それらは、既に油が酸化しており、身体にはいると活性酸素を生みます。

活性酸素とはガンになる原因にもなり、老化を促進するものです。

 

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 『トランス脂肪酸

これは本当に恐ろしいです。

プラスティックと同じ原料のため、プラスティックを

食べているのと同じだと言われています。

代表的な食品に「マーガリン」、「ショートニング」があります。

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アメリカでは、法律でトランス脂肪酸が含まれているかどうかの

「表示義務」があるのに対して、日本はとても遅れていて

全く表示義務がなく、トランス脂肪酸の恐ろしささえ知らない人がいます。

 

昔は、バターより植物性のマーガリンが健康的だという

嘘の情報が流され、パンにマーガリンをたくさん塗って

食べてきました。

 

それが、今ではアメリカではマーガリンやショートニングなどの

トランス脂肪酸が使用禁止とされています。

 

日本では、表示義務はおろか使用も認められているので

自分で気をつけて避けないといけません。

 

クッキーやケーキなど、ほとんどのスイーツやパンなどには、

ショートニング、マーガリンが入っています。

 

これらは、悪玉コレステロール(LDL)や、中性脂肪を大量に作り、

善玉コレステロールを殺してしまいます。

 

身体を疲れさせ、大事な血管を老化させて、

詰まらせてしまうので、要注意です。

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では、体に良い油とは・・・・

① 【飽和脂肪酸】

肉類、バター、乳製品、パーム油に含まれるのが、飽和脂肪酸です。

常温では固体であることが多く、酸化しにくいという特徴があります。

しかし、摂り過ぎると悪玉コレステロールが増えたり

動脈硬化や心筋梗塞などになったりします。

 

飽和脂肪酸の中でも、ココナッツオイルのように

体内での消化吸収・代謝が速く、体に脂肪が付きにくい種類のものもあります。

ココナッツオイルは「中鎖脂肪酸」というものです。
悪玉コレステロールを減少させる働きがあり、ダイエットや健康に役立ちます。

積極的に摂りましょう。

ココナッッオイル

このココナッツオイルはBPAフリーですしオーガニックです。

レビューの多さから見てもわかりますが、色々なアメリカの機関で

認証されているクオリティーの高いココナッツオイルです。

私もこれを使っています。

 

②【不飽和脂肪酸】

常温では液体なのですが、

光や空気、熱によって酸化しやすい性質があります。

 

不飽和脂肪酸は以下の3種類に分けられます。

またオメガ3と6は体内で作ることができないので

食品から摂らないといけない「必須脂肪酸」です。

 

●オメガ3(多価飽和脂肪酸)

「DHA」「EPA」「α‐リノレン酸」などがこれに分類され、

青魚、えごま油、アマニ油、チアシードオイル、インカインチオイル

などがそうです。

中性脂肪やコレステロール値を正常にし、

血流を改善してくれます。

亜麻仁油

代表的な効果としては、

・心臓疾患を予防する

・脳卒中を予防する

・脳の若さと健康を維持する

・関節痛を緩和する

・美肌を作る

・アレルギー対策になる

などがあります。

 

月経前症候群(PMS)の緩和や

冠動脈疾患の予防効果が認められています。

現代人は不足しがちな脂肪酸ですので

積極的に摂りたい油です。

 

これらは、酸化しやすいので、

加熱しないようにして生で頂いて下さい。

そして、購入後3ヶ月以内に使い切ってください。

 

●オメガ6(多価飽和脂肪酸)

オメガ6の代表的な脂肪酸は「リノール酸」です。

コーン油、サラダ油、ゴマ油などに含まれ、

オメガ3と6の摂取比率は1:4が推奨されています。

 

この油が現代人は過剰摂取で、その結果

様々な病気を作ると考えられています。

 

●オメガ9(一価飽和脂肪酸)

オメガ3、6が酸化しやすいのに対し、オメガ9はそれらに比べ

酸化しにくい特徴があります。

そのため、加熱調理に向いています。

代表的な油としては、オレイン酸で、オリーブオイル、

キャノーラ油(なたね油)、紅花油などに含まれます。

これらは、悪玉コレステロールを減らすと言われています。

 

お勧めは、オリーブオイルです。(偽物に注意)


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あと、オメガ3脂肪酸というと青魚ばかりが注目されていますが、

実はにもオメガ3を含むお肉があります。

 

それは、グラスフェッド牛(牧草だけで育った牛)です。

牧草はオメガ3を含んでいますので、それを食べて育った牛の脂は

オメガ3の脂なのです。

ですから、脂も積極的に食べると健康に良いです。

 

牧草だけを食べて育った牛は、のびのびとした放牧ですし

病気にならないので、抗生剤も打たれていません。

 

ホルモン剤も打たれていないのでとても安全なお肉なのです。

また、食べるのは牧草だけなので、穀物などを摂取しないため

遺伝子組み換えの心配もありません。

十分に運動もしているからか、味は最高です。

 

霜降り肉のように脂分は多くはありませんが、

あっさりとした味の旨みのあるお肉です。

美味しいです。

 

アメリカでは、普通の肉より少し高価ですが

日本では、まだまだ簡単に手に入らないですし、

とても高価です。

 

でも健康志向で欲しい人は、ウエブサイトから買うことができます。

また、グラスフェッド牛から作るバターは格別に美味しいですし

こちらもオメガ3を摂ることができます。

この世で最高だと言われている油「ギーGhee」もこのバターから

手作りされるといいですよ。

グラスフェッド牛が買えるサイトはこちら


グラスフェッド牛

グラスフェッド牛のカレー

グラスフェッド牛バター

奮発して身体に良いお肉を食べて、その分お菓子やパンを減らしましょう。

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