女性ホルモンの乱れの症状と解決策

女性の体は初潮から妊娠・出産、閉経に至るまで年齢と共に変化して行きます。

その女性の体をコントロールしているのが「エストロゲン」「プロゲステロン」という二つのホルモンです。

02_hmn

◆「エストロゲンは」、女性らしい体をつくる役目を行い、髪や肌のうるおいを保つ働きもあります。

さらにコレステロール値を安定させたり、骨を丈夫にしてくれたり、動脈硬化なども防いでくれる役目もします。

とても大事なホルモンですね。

 

 

◆「プロゲステロン」は、排卵のときに増えるホルモンです。

その他、妊娠が起これば、柔らかい子宮内膜を作って準備をしたり、起こらなければ、子宮内膜を自動的に剥がれ落とします。(生理)

そして、体温を上げる働きや乳腺の発達、利尿作用などにも関わっています。

エストロゲンとプロゲステロンのバランスが良い時は、体の調子はよいのですが、乱れ始めると様々な症状が出てきます。

その原因として、更年期、無理なダイエット、睡眠不足、ストレス、運動不足などがあげられます。

 

 

では、ホルモンが乱れると、どのような症状が出てくるのでしょうか?

imgIndex1

本当に様々な症状が出てきますよね。

これらの症状が一度にいくつか出てきたら、生活の質がかなり落ちてしまいます。

美容と健康と両方問題があるってことは、女性にとっては大問題です!

そこで、病院へ行くと、必ず勧められるのがホルモン補充療法(HRT)です。

この方法は、即効性があり症状を消すには有効なのかもしれませんが、副作用とリスクがあることを知っておかないといけません。

多くの女性は、できればホルモンに頼らずに症状を改善したいというのが本音だと思います。

では、どんな副作用とリスクがあるのでしょうか?

 

 

◆更年期におけるホルモン補充療法(HRT)の副作用とリスク

●不正出血

HRT治療を受けると、生理のような出血が出ることがあります。ただし、治療を受けた方全員が、出血するというわけではありません。

出血が起こる原因は、女性ホルモンの働きが活発化するためで、体に悪い影響が出るわけではありません。不正出血が多い場合は、薬の量を調整することで、抑えることも可能です。

 

●乳房のハリ、下腹部の痛み

このような不快症状は体がホルモンに慣れてくれば治まるとされています。

 

子宮がんリスク

エストロゲンのみを投与した場合、子宮がんの発症確率が上がる可能性はあります。

これは、エストロゲンを長期投与することで、子宮の内膜が増殖することが原因といわれています。

そのため、エストロゲンと併用して黄体ホルモン剤(プロゲステロン)も投与する方法が用いられるのが一般的です。併用した場合の子宮がんの発生リスクは非常に低くなるといわれています。

また、3か月以内であればエストロゲン単体の投与でも子宮に悪影響はないとされています。

HRTを受けること自体に不安があっては、元も子もありませんので、ご自身が納得できることが最も重要です。

治療を受ける際は、定期的にがん検診などを行って、体調管理に努めましょう。

 

●乳がんリスクについて

過去に、ホルモン補充療法は乳がんの危険性が高いと海外の研究結果によりメディアに取り沙汰されたことがありました。

しかし、国際閉経学会などの専門機関が再解析したところ、女性ホルモン剤を投与することによって乳がんリスクが高まるという結果は見直されるようになりました。そして、現在では更年期の女性にとってメリットの多い治療法として注目されるようになったのです。

乳がんになるリスクが高い要因として「乳腺疾患の経緯がある」「初産経験が35歳以上」「乳がんになった家族がいる」といった例があげられますが、ホルモン補充療法を受けたことによる要因はこれらより低いことがわかっています。

 

子宮筋腫が大きくなることがあるって本当??

HRT治療のエストロゲンの投与は、子宮の内膜を増加させるので、子宮筋腫がある場合、筋腫が大きくなる場合があります。

子宮筋腫は、生理痛などを引き起こす原因のひとつですので、いつもより、生理痛がひどくなることもあります。

 

 

ホルモン補充療法(HRT)に頼らずホルモンバランスを整える方法としては・・・

1. 女性ホルモンの分泌には「質の良い眠り」が大切です。

睡眠中は、脳の活動しているレム睡眠と、ノンレム睡眠が繰り返されますが、ノンレム睡眠時に、ホルモンは分泌されるそうです。

深い眠りの時に分泌されるのですね。

眠り

 

2. アロマテラピーで使用する精油に、植物由来の女性ホルモンが含まれている。

 

「クラリセージ」

クラリセージの成分は、鎮静作用を持つ「酢酸リナリル」と、女性ホルモン様作用がある「スクラレオール」で、更年期症状や月経困難症、稀発月経の治療に、効果があるとされています。この商品は、100%ピュアオイルで純度については、品質保証済です。

c0193426_17534879

 

「イランイラン」

イランイランは、香りをかぐことで、脳に指令を与え、ホルモンバランスを調整することができるエッセンシャルオイルです。生殖機能の強壮剤にもなり、バストアップにも効果があると言われています。その他にもリラックス効果があります。イランイランは香りを楽しみながらホルモンバランスを調整することができます。このAura Caciaというブランドは私が最も気に入っている会社です。リーズナブルで品質の良い商品を提供してくれています。アロマオイルは日本ではまだ治療に使うまでは行きついていないようですが、更年期にとても効果があります。レメディを飲むのもお勧めです。

イラン~1

 

3. ホルモンバランスを整える食生活の基本

●「ビタミンE」 (アーモンドなどのナッツ類、うなぎ、たらこ、カボチャ、アボカド)

脳下垂体や卵巣などの細胞膜が酸化するのを防ぐ作用があります。

細胞膜が安定することでホルモンの分泌バランスが整えられます。

 

●「パントテン酸」 (肉類のレバー、干し椎茸、ウナギ)

副腎皮質ホルモンの分泌を促進します。

抗ストレス作用があり、ストレスから生じるイライラや憂鬱を抑える効果があります。

 

●「ビタミンB6」 (マグロ・カツオ・バナナ)

女性ホルモンの代謝に働きかけバランスを整える作用があります。

 

 

4. 運動

有酸素運動が最適です。ウォーキングが良いでしょう。

外を歩くと、気分的にもうつ症状を吹き飛ばす作用があります。

週に3回以上、そして1回30分くらいが良いですね。

運動をすると、血行や新陳代謝がよくなり、正常にホルモン分泌を整えることができます。

 

 

5. マカ

マカは、アンデスに生息するアブラナ科の植物で『若返る幻の食材』と言われています。

カブや大根の仲間で、円錐形の根を煮たり、焼いたり、乾燥させて食べます。

マカは、たんぱく質、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれていて、バランスのとれた完全食です。
マカは生命力が強く、土地の養分をすっかり吸い取ってしまうので、一度栽培した土地は数年間不毛になるといわれるほどです。

maca

マカのタンパク質のひとつで、「アルギニン」は成長ホルモンの手けをし、老化防止、脂肪燃焼を促すダイエット効果、肌の再生、風邪をひきにくくするなど免疫力アップなどの美容と健康に効果を発揮します。

その他にも不妊に効果があり、ホルモンバランスを整え生理不順や更年期障害など不快な症状にも効果を発揮します。

マカは女性にとって最高の食べ物です。

 

私は、このサプリメントでマカを摂っています。

 

海外のサプリメントは植物性のカプセルが使われていたり、オーガニックやRAWのものも多いので品質がいいです。

 

NOW社は特にアメリカでも信頼のおける会社でクオリティも高いです。このマカのサプリメントは、植物性のカプセルですし、RAWなので成分が生のまま生きています。

 

つらい更年期の症状もいつか知らないうちに消える時がきます。それまで何らかの方法で緩和してやり過ごし、あまり気にせずに明るく過ごしましょうね。

i32nfwwr_ywwqmz1480390263_1480390985

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ