ガンの治療法は各科の専門医が集まって決めて欲しい
今回は、少しシリアスな話になりますが・・・
もし、あなたが「ガン」と診断されたら何を思い浮かべますか?ほとんどの人が「死」をイメージしてしまうと思うんですよね。それほど、ガンって言葉は重いです。
では、「ガン」と診断されたら、どんな治療の選択をしますか?
ほとんどの人が主治医の言うとおりに、手術や放射線、抗がん剤などの3大治療をすると思うのです。
もう、ガンだと言われた時点で、冷静では居られなくて藁をもすがる思いですよね。そんな時頼るのはお医者さんしかいないと思ってしまいがちです。
どんな方法で治療するのかは、知識がないとなかなか自分では決められないと思うし、方法もわからない人がほとんどです。ショックと恐怖で考える余裕など無くなってしまうのです。
日本では、死亡原因の第一位が「ガン」です。2人に1人が「ガン」になると言われている時代です。
だからこそ、前もって色々な情報を得て、もし自分が「ガン」になっても、うろたえないで「自分が納得できる治療方法を決める」というくらいの強い気持ちを持てるようにしておきましょう。
欧米では、様々な分野の専門医が集まって、その患者さんに最適な治療法を決めるという医療が始まっています。外科医、腫瘍内科医、放射線科医、補完代替医療担当者の4人が治療法を検討するそうです。
最終的には、いくつかの治療法を患者に提示し、患者が治療法を選ぶのです。
カリフォルニアに住んでいる私にもホームドクター(家庭医)がおり、私の体全部の状態を常に把握しています。
そのホームドクターが、診察して治療が必要だと思ったら、ホームドクターの方から各科の専門医に連絡が行き、診て頂くというシステムです。ですから、すぐその日に診て欲しいと言っても診て貰えません。
その日に診て貰わないといけないというような緊急事態の時は、救急扱いになり、恐ろしいほどの治療代を取られます。何十万です。
しかし、救急以外では、治療法を患者と相談して選ぶという医療システムはとても安心感がありますね。
日本の医療は、外科、内科、産婦人科、耳鼻科など各科に分かれています。これが問題だと思うのです。
ガン治療に関しても、各科の専門医が協力すれば、選択肢も広がり、再発も最小限に防げると思いませんか??
でも、最近になってやっと日本でも「家庭医」といわれるドクターが現れ始めました。治療法の相談、食生活、精神面のケア、家族へのアドバイス、治療が終わってからのケアまで、総合的にしてくださるそうです。
これからの時代で求められるのは、「ガン」になってから治療することではなく、「予防医学」だと思います。
この「予防医学」という言葉をある医師からお聞きし、それに共感し、病気を予防するための努力をしてきました。その甲斐があってか、今では風邪も引かなくなりました。もう18年くらい風邪を引いていません。
人間ですから、色々なハプニングもありますし、なかなかその通りにできない時も、多々あります。でも、いつも思うのは、「知らないことほど恐ろしいことはない。」ということです。
私が心掛けているのは、食事(如何に安全な物をどのように食べるのか)、睡眠、日光に当たる、ストレスを貯めない、運動の5つです。残念ながら、いつも5つ全部守れていたことはありません。
時々夜、更かししてしまうがクセがあるので、駄目ですね (汗)
でも、アメリカでスーパーヘルス法を学んでからは、本当に健康レベルがひとつアップしました。このような感覚は未だかつて感じられなかった感覚です。
健康と病気の間には「未病」というのがあります。代表的なものとしては、「冷え」ですね。冷えはじわじわと身体を蝕んでいくので怖いです。私は、腹巻を夏でも欠かしません。それから夏でもサンダルやミュールは履きません。
冬になったら足湯をしたり、カイロも腹巻に挟んでいますし、お風呂で頭を洗う時も足は洗面器の中で温めています。そうやって1℃でも体温を上げる努力をしているのです。
コンピューターの前に座っている時間がとても長いので、こちらの可愛い足湯たんぽに足を突っ込んで作業をしています。今まで色々な湯たんぽを試してきましたが、これはコードレスなので充電を20分するだけで温かさが8時間持ちます。これは可愛いのでいちばんのお気に入りです。
人間は、いきなり病気になるわけではなく、必ず体が「このまま行くと病気になっちゃいますよ・・・」と警告してくれるので、その時にちゃんと手を打って、重い病気に罹らないようにしましょう。
どこかが痛むとか調子が悪いというのは、体からの警告なので気をつけてくださいね。